被災地近郊で検討中のプロジェクトがあり、復興状況を確認するため被災地を訪ねてきました。
最初に向かうは 福島原発 界隈。
今回のルートは福島県いわき市から相馬市へ北上し、宮城県の石巻市から気仙沼市、最後は岩手県の陸前高田市が終着地。そこから東京へ戻る途中、福島県郡山市界隈で諸々をリサーチという段取りです。
せっかくなのでブログに詳細を記そうと考えていましたが、思っていた以上にデリケートな事情もあり、大まかな内容に留めたいと思います。
最初に回った被災地の福島県は、原発の汚染水漏れの問題でも騒がれています。ここは単なる被災地という枠では括れません。
もちろん放射能汚染地域に指定されている場所に限った話ですが、建物は無事なのに人影が全く無いゴーストタウンのような街並みはとても異様です。
道行く車も工事車両及び工事関係者、東電関係者とパトカー以外見当たりません。私を除いては。。。
そりゃおまわりさんに何度もナンパされる筈だわ。男にボディーチェックされるのって気分良くない。
東京から北上していくと、最初に福島第二原子力発電所を通過します。いや、通行証が無いと通過は出来ないのかな。。。
少々込み入った場所に行くと車は1台も走っていません。
そのまま突き進むと、
だいたい検討はつくのですが、
除染作業真っ最中。なぜこんなにも少人数でやってるのか?
終らせる気があるのか疑問に思うくらい。
みなさんマスクはしているようですね。私は気にしませんが。
私が言っても説得力はありませんが、原発界隈には間違っても行くべきではないでしょう。
完全な汚染地域になっており関係者以外は立入禁止です。街全体もピリッとした空気感で緊張感が漂っています。
また、いまだに空き家を狙った泥棒も後を絶たないらしく、私も何度か警察に職質を受けました。
そしてその先にある福島第一原子力発電所には全く近づけません。当然、検問で引っかかります。
相馬市に直接抜けられないので一度いわき市に戻り、郡山市まで大回りして石巻方面に向かいました。お陰で200km近いロス。
他にもいろいろ書きたい事があるのですが、問題ありそうなので自粛したいと思います。
何にしても放射能の影響で戻りたくても戻れない住民の方は辛いと思います。
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