前々から先輩に薦められていた建築、“ 八王子セミナーハウス ”(現在:大学セミナーハウス)に行ってきました。先日の “高尾山の記事” の続きです。
お目当ては吉阪隆正+U研究室が設計した本館。全体構成は15の施設と多目的広場で構成されており、敷地も広大で小さな山の上にあるため余裕を持って2泊3日の滞在としました。宿泊はもちろん本館です。
その本館ですが、外観は地上に大きな楔が刺さったような意匠です。
ここだけ見ると閑散とした風景に見えますが周りは自然いっぱい。
とても気になっていた渡り廊下へ向かう。
コルビュジェを彷彿させるダイナミズムと装飾が随所に見て取れます。
セミナーハウスの中では唯一吉阪さんがご存命中に建てられた建築ですが、こんなダイナミックかつ刺激的な近代建築が、1965年に存在した事を考えると衝撃です。
そんなこんなで敷地を散策。
まずはユニットハウス。
( ↑ コレじゃないw)
向こうに見えるは中央セミナー室。
こちらは松下館。
新社会人らしき若者たちのセミナーが行われていた講堂。
その講堂と寄り添うように隣り合う図書館セミナー室(左)。
創立20周年記念事業として建てられた記念館。
グループ滞在ができる宿泊研修棟。
そして国際館。
ちなみにこちらは晩御飯。
ホテルと違って団体宿泊客がいないと注文することが出来ません。料理自体はとても美味しい!
平日は宿泊客がおらず、朝飯はコンビニのパンとコーヒーを外で。
都心とは比較にならないくらい空気が澄んでいて、朝食がこんなに美味しく感じたのは久しぶりです。
今回宿泊した本館は老朽化に伴い不便もありますが、得るものも大きかったと思います。
建築好きにとっては気分をリフレッシュするのに良い宿泊場所かもしれません。
あ~、帰りたくねぇ~(笑)
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