RIN’S GALLERY の次は 北野アレイ に移動しました。
1977年に竣工という事で、さらに年季が入っています。
サインボードは北野アレイではなく北野アレーになっていますね。
外観は RIN’S GALLERY と同様に、レンガタイルとコンクリート打ち放しの組み合わせ。
違いは建物の外壁が全面的にコンクリート打ち放し、床面や塀などの外構部分にレンガタイルを採用している点でしょうか。
よく見るとコンクリート打ち放しだった外壁は、コンクリート色に近いグレーに塗装されているのが分かります。(たぶん打ち放し補修ではなく塗装による塗り潰し)
綺麗すぎて重厚感が失われているのが残念です。
人を内側に呼び込んで、中庭を囲むような “界隈” を創る手法はこの頃からやっていたのですね。
建物を低く構えて階段で地下に掘り下げるアプローチが、現在では表参道ヒルズにまで見られる点についても興味深い!
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