兵庫県立美術館から移動し、 北野アイビーコート (現在:GRAND-SUITE北野)に来ました。
ここ北野町界隈は初期の安藤忠雄さんの建築の宝庫。片っ端から見学したいと思います。
正面の不動坂から見るシンメトリックなファサード。現在の安藤建築では見られないレンガの外壁です。
竣工から40年近く経ちますが、コンクリート打ち放しには無いエイジングが魅力。
建物用途は地下と1階は店舗、上層階は集合住宅(オフィス?)という構成。
ご迷惑になるといけないのでエントランスのアプローチだけチラ見しました。
側面から見るとマンションなのが分かります。2棟に分割したようなエレベーション。
バルコニーにパーテーションが無いところをみると、間口が広い大きめの間取りになっていそうですね。(知らんけど
内部のプランが気になります。
裏手に回るとファサード同様のエレベーション。徹底してシンメトリーです。
人目につかない事もあり、エアコンの冷媒管らしきものが外壁に露出配管。
中央窓上にある3連スリーブの箇所にはベントキャップが見受けられますが後付けでしょうか。(いや、結構色があせてるな…
などと色々考えながら見学しましたが、やっぱり安藤さんの建築ですね。
とても考え抜いて造っている。
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