北野アイビーコートに引き続き RIN’S GALLERY (リンズギャラリー)を訪れました。
こちらもレンガタイルによる外壁です。
同じ意匠の建物を2棟並べる構成も、北野アイビーコートに近いものを感じました。
安藤さんの建築は商業施設でも通路が狭く、迷路のような印象です。笑
このタイトな感じが独特!
微妙にズラした床レベルも含め、2棟に分ける合理的な理由は分かりません。
奇抜なデザインをしている訳ではないのに、初めての空間体験が多いのは事実です。
安藤さんの設計も面白いけど、それを受け入れる施主も凄い。
階段の壁の横スリット。1発勝負の打ち放しで魅せるところが粋です。
建物をズラして奥にも空間を設けるところは安藤さんらしい。
最後にファサードの夜景です。
同じ規模の建物をズラして配棟しているだけなのに、中に入るととても挑戦的な試みに思える建築でした。
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